お知らせ

2019年2月24日 (日)

「地理情報から読み解く歴史:イスラーム史におけるGISの活用」

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センターでは下記の要領でフィールドネット・ワークショップ「地理情報から読み解く歴史:イスラーム史におけるGISの活用」を開催します。意見交換の場として、どうぞお気軽にご参加ください。
フィールドネット・ワークショップ「地理情報から読み解く歴史:イスラーム史におけるGISの活用」

日時:2019年3月21日(木・祝)13:30–17:00

場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階304
参加費:無料
事前申し込み:不要
*お子様連れの方も歓迎いたします。プレイマット・授乳室を用意しております。準備の都合上、お子様連れの方は事前にご連絡ください(担当:熊倉 kumakura[at]aa.tufs.ac.jp [at]をアットマークにかえてください)

13:30-13:50 熊倉和歌子(AA研所員)主旨説明 「歴史学×地理情報の今―研究・ツール・課題」
13:50-14:10 加藤博(一橋大学)「歴史における所与としての地形:エジプト・ファイユーム地方を事例に」
14:10-14:30 新井和広(AA研共同研究員,慶應義塾大学)「歴史的ハドラマウト(南アラビア)内の地域区分:グーグル・アースを用いた研究の可能性」
14:50-15:10 吉村武典(大東文化大学)「歴史的都市カイロの発展と水施設:地図情報と叙述史料からの考察」
15:10-15:30 三沢伸生(東洋大学)「近代日本のイスラーム世界進出:諸史資料のGIS活用に向けて」
15:40-16:20 コメント: 亀谷学(弘前大学),後藤寛(横浜市立大学
16:20-17:00 討論
使用言語:日本語

こちらもご覧ください。
リンク先:http://fieldnet.aa-ken.jp/blog/2019_0321_ws.html
主催:AA研フィールドサイエンス研究企画センター

2019年1月30日 (水)

『アーイーニ・アクバリー』シンポジウム

The Sixth Perso-Indica Conference “The Classification of Indic Culture at the Mughal Court: the Ā’īn-i Akbarī

 

きたる39日(土)・10日(日)に、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所は、共同利用・共同研究課題「近世南アジアの文化と社会:文学・宗教テクストの通言語的比較分析」、および科研費(基盤A)「イスラーム国家の王権と正統性--近世帝国を視座として」(代表者: 近藤信彰 課題番号: 15H01895)、科研費(国際共同研究強化B)「翻訳から見る近世南アジアの文化多元主義」(代表者: 太田信宏 課題番号: 18KK0013)との共催で、Perso-Indicaプロジェクト(http://perso-indica.net/)の第6回国際カンファレンス“The Classification of Indic Knowledge at the Mughal Court: the Ā’īn-i Akbarīを開催いたします。ムガル帝国アクバル時代の最重要のペルシア語史料に焦点をあてて、国内外で活躍する第一線の研究者が意見を交える、大変貴重な機会です。ご来駕賜りますと幸いです。

 なお、事前登録は不要ですが、39日に行われる情報交換会に参加を希望される方は、32日までに末尾の問い合わせ先までご連絡ください。

 

 

日時:201939日(土)10:3017:30

    310日(日)10:3016:10

会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階大会議室(AA303

(府中市朝日町3-11-1, アクセスhttp://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access

 

プログラム:

Saturday, March 9

10:30-11:00 Fabrizio SPEZIALE (Ecole des hautes études en sciences sociales) / OGURA Satoshi (ILCAA) Introduction

11:00-12:00 Richard Maxwell EATON (University of Arizona) “The Ā’īn and modernity: should we reconsider the Akbar-‘Ālamgīr binary?”

 

12:00-13:00 Lunch

 

13:00-13:30 MASHITA Hiroyuki (Kobe University) “Contextualizing the so-called Ā’īn-i Akbarī in the Mughal historiography”

13:30-14:00 Syed Najaf HAIDER (Jawaharlal Nehru University) “Money and Monetary Economy in the Ā’īn-i Akbarī

14:00-14:20 Discussion

 

14:20-14:35 Coffee Break

 

14:35-15:05 Eva ORTHMANN (Georg-August-Universität Göttingen) “Statecraft and kingship in the Ā’īn-i Akbarī

15:05-15:35 Carl W. ERNST (University of North Carolina at Chapel Hill) “Persianate Concepts of Religion in the Ā’īn-i Akbarī.”

15:35-15:55 Discussion

 

15:55-16:10 Coffee Break

 

16:10-16:40 SAKAKI Kazuyo (ILCAA Joint Researcher, Hokkaido Musashi Women’s College) “The doctrine of Karma in the Ā’īn-i Akbarī

16:40-17:10 Prashant KESHAVMURTHY (McGill University) “Akhlāq and the Sequence of Topics in the Ā’īn-i Akbarī

17:10-17:30 Discussion

18:30-20:30 Reception (Joho-kokan kai)

 

Sunday, March 10

10:00-10:30 Chander SHEKHAR (University of Delhi) “Indic Ornamental Flowers of Essence: Ā’īn-i Akbarī, a Guide Book of Continuity”

10:30-11:00 Sheikh Mohammad Razaullah ANSARI (Aligarh Muslim University) “An Analytical Presentation of astrological-astronomical Knowledge of Abul Fazl ‘Allāmī in his Ā’īn-i Akbarī

11:00-11:30 KONDO Nobuaki (ILCAA) “Ā’īn-i Akbarī as a Tazkira of Poets”

11:30-11:50 Discussion

 

11:50-12:50 Lunch

 

12:50-13:20 INOUE Haruo (Institute for Research in Humanities, Kyoto University) “Descriptions of the Court Music in the Ā’īn-i Akbarī in terms of the Cultural Interaction between the Persia and the Indian music”

13:20-13:50 NINOMIYA Ayako (ILCAA Joint Researcher, Aoyama Gakuin University) “Analyzing intellectual milieu of Ā’īn-i Akbarī

13:50-14:10 Discussion

 

14:10-14:30 Coffee Break

 

14:30-15:00 Maryam MOAZZEN (University of Louisville) “Religious Absolutism and Religious Pluralism: Akbar’s Religious Experimentations in Safavid Sources”

15:00-15:30 OGURA Satoshi (ILCAA) “The Ā’īn-i Akbarī and Western Indology: With Special Reference to the Category of the Six Schools of Philosophy”

15:30-15:50 Discussion

 

15:50-16:10 Closing Remarks

 

問い合わせ先:ogura (at) aa.tufs.ac.jp

2019年1月 8日 (火)

「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究」

AA研共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」公開研究会のご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」は,2018年度の公開研究会を以下の要領で開催します。皆様のご参加をお待ちしており
ます。

◇日時・場所
日時:2019年2月9日(土)13:30―18:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所会議室(304)
 交通情報
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
※ 事前申込不要
※ 本研究会に関するお問い合わせ先:khargush1969[at]gmail.com

◇プログラム
13:30―14:00 はじめに(趣旨説明)
渡部良子(東京大学)「イスラーム社会史史料としてのサフィー廟寄進地記録の重要性の再検討:
‘Abdi Beg編Sarih al-Milk 2写本(17世紀?18世紀初)に注目して」 14:00―16:30 研究発表 14:00―14:35  後藤裕加子(関西学院大学)「サファヴィー朝前期の文人官僚 アブディー・ベクとその著作」 14:35―15:10  小野浩(京都橘大学)「サファヴィー家に関わる君主勅令」 15:10―15:20 休憩 15:20―15:55  高木小苗(早稲田大学)「14世紀アルダビール地方の一村落の変遷:Sarih al-Milk と関連文書の比較検討を通して」 15:55―16:30  阿部尚史(お茶の水女子大学)「19世紀のSarih al-Milk」 16:30―16:40 休憩(10分) 16:40―17:10 コメント  高松洋一(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所) 17:10―18:00 総合討論 ◇研究会趣旨  イスラーム圏の社会において、聖者廟はしばしば大きな富を蓄積し、社会・文化・経済の中心と
して重要な役割を担った。イスラーム法に基づくワクフ(寄進)により集積された聖者廟の財産は,
政治権力による庇護,地域社会との関係,様々な法・社会制度・慣行の利用など,政治・法・経済
の多様な制度・慣行が絡まり合う中で保全され,聖者廟の活動を支えてきたと考えられる。聖者廟
が築いた財産管理のシステムと戦略に光を当てることは,聖者廟の活動を支えた財政基盤のあり方
を明らかにするのみならず,聖者廟を取り巻く行財政・法・経済制度と,その時代的変遷を知る手
がかりになるだろう。  テュルク・モンゴル系遊牧王朝の覇権の下,タリーカが大きな政治・社会的影響力を持ったイラ
ン高原では,財力と独立的勢力を持つ聖者廟も登場した。特に,現代イランの原型を形成すること
になるシーア派王朝サファヴィー朝(16?18世紀)以降,シーア派イマーム廟,シーア派イマーム
の係累とされる聖者廟(イマームザーデ)が特別な重要性を帯びて発展し,現代社会においても大
きな存在感を放っている。これらイランにおける聖者廟の財政基盤・財産管理システムの研究は,
第8代イマーム・レザー廟,テヘランのイマームザーデ,シャー・アブドゥルアズィーム廟など,
近年大きく進展しつつある。  このようなイラン高原の聖者廟の中でも,とりわけ独自の歴史を持つのが,サファヴィー朝の起
源となったサファヴィー教団名祖シャイフ・サフィー廟(イラン北西部アルダビール州アルダビー
ル,2010年UNESCO世界遺産登録)である。14世紀初の成立以降,政治権力・地域社会との密接な結
びつきを通して多数の寄進地を獲得し,サファヴィー朝下では王朝祖廟としての特殊な地位を享受
し,同朝滅亡後は衰退しつつも近代までその活動を維持したサフィー廟は,中世?近代のイラン高原
の歴史の展開を直接的に反映した聖者廟の歴史を伝える貴重な事例といえる。その寄進地目録とし
てサファヴィー朝期の16,17世紀に編纂された寄進地記録sarih al-milkは,サファヴィー朝成立の
歴史的背景,サファヴィー朝によるサフィー廟庇護政策を伝える重要な史料として,先学により研
究されてきた。しかし,これら寄進地記録がワクフの正当性を示すイスラーム法文書集成というそ
の本来の性格から,どのように編纂され,利用されてきたのか,その機能的特徴と史料的可能性を
総合的に明らかにする試みは,まだ十分行われているとは言えない。サフィー廟に保管されたイラ
ン最古の文書群サフィー廟文書の目録化,レザー廟財務帳簿史料の研究の進化など,シーア派聖者
廟の財産管理に関わる史料の発掘・研究可能性が確実に広がりつつある現在,最も古い聖者廟財産
管理関連史料の1つであるサフィー廟寄進地記録を,中世から近世にかけてイラン高原に形成され
た行財政・法制度・慣行,寄進地管理制度の中に位置づけ再検討することは,重要な意義を持つだ
ろう。  本共同研究(2018-2020年度)は,このような問題関心から,寄進地記録を中心とするサフィー
廟の財産管理史料を総合的な研究を目指している。初年度は,サファヴィー朝初期16世紀編纂の寄
進地記録として有名な‘Abdi Beg編sarih al-milkを取り上げ,これまでにも多くの研究に利用さ
れてきたこの作品のデータベース化に取り組んだ。本研究会では,‘Abdi Beg編sarih al-milkの
全体像,編纂の時代的背景,歴史研究におけるその史料的価値,そして改訂により長期的に持続
したその役割をテーマに,サフィー廟寄進地記録の研究可能性に新たな光を当て,今後の研究可
能性を探ることを目指す。

2018年12月 4日 (火)

第11回オスマン文書セミナーのご案内

第11回オスマン文書セミナーのご案内

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」(代表:黒木英充)の事業の一環として、2019年1月12日(土)と13日(日)に第11回オスマン文書セミナーを開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、広くイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただしオスマン・トルコ語の授業を行う場では決してありませんのでご注意ください。また、本セミナーは科研費基盤B「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(代表:高松洋一)の研究会との共催となります。

 第11回目の今年度は、役所間の通信の役割を担った「書付(tezkire)」と呼ばれる様式を中心に、オスマン朝の財政に関連して、アラビア文字のスィヤーカト(siyakat)書体が用いられた文書をとりあげて講読します。スィヤーカト書体は、オスマン朝では財務関係の文書や帳簿でのみ使用された点を打たない独特な書体で、一見すると速記文字や暗号のようで判読不可能に見えますが、表現や単語がかなり限定されていることもあり、見かけほどには難しくありません。
昨年度はやはり財政に関する帳簿をとりあげましたが、帳簿と異なり、文書の場合はスィヤーカト書体のみで作成されることは非常に稀です。前近代のオスマン朝の文書では複数の文書類型が一枚の料紙に共存しているおかげで、内容に関連してスィヤーカト書体以外の書体で記されたテキストが同一の料紙に必ず存在します。それらを参照しつつ解読することで、スィヤーカト書体部分の理解がいっそう易しくなりますから、過剰に怖れるには及びません。
スィヤーカト書体で書かれたテキストは、ほとんどペルシア語と言ってもよいほど、トルコ語の要素が少ないものですが、参照可能なトルコ語テキストの情報があれば、比較的容易に解釈することが可能です。ただペルシア語の簿記術では、スィヤーク(siy?q、トルコ語divan rakamlar?)と呼ばれる独特の数字が有名ですが、時代が下るとオスマン朝の財政文書ではほとんど使われなくなり、数字はいわゆる元祖「アラビア数字」で書かれます。今回の講読でもスィヤークをとりあげることはしませんが、オスマン朝財政文書では数字でなく文字表記が独自の発達を遂げた点で、比較の上でも興味深いのではないかと思われます。
講読では、18世紀以降の判読の易しい実例からだんだん慣れていけるように教材を工夫したいと考えています。第1日目は、最初にスィヤーカト書体が現れるオスマン朝の財務関係文書についての解説とスィヤーカト書体について講師が一般的な解説をおこない、つづいて実例を講読します。第2日目も前日に引き続いて、18世紀の文書の実例を講読していきます。

 なおセミナーへの参加資格として、例年通り次の1.または2.のいずれかにあてはまることを条件といたします。
1.「現代トルコ語の読解力があり、かつアラビア文字に関する知識を有する」
2.「ペルシア語あるいはアラビア語の読解力があり、かつ現代トルコ語文法の知識を有する」

 参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで12月14日(金)までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。なお参加費は無料です。
 また、東京近郊以外に在住の方には旅費の支出も検討しておりますが、予算の都合上、旅費支給を希望される方は、なるべく早くその旨お知らせください。

問合わせ・申込先:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
フィールドサイエンス研究企画センター事務局
e-mail: fsc_office@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」
第11回オスマン文書セミナー
◇主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
◇共催:科研費基盤B「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(代表:高松洋一)
◇期間:2019年1月12日(土)~13日(日)
◇会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
3階大会議室 (303号室)  1月12日(土)、13日(日)とも
   (〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
http://www.tufs.ac.jp/access/
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
◇講師  高松洋一(AA研)

◇プログラム
 1月12日(土)
14:00-14:15 趣旨説明 講師・自己紹介
14:20-16:00 財政関係の文書とスィヤーカト書体の概説
16:20-18:00 文書の講読1

 1月13日(日)
13:00-14:40 文書の講読2
15:00-16:40 文書の講読3
17:00-18:00 総合討論

2018年11月26日 (月)

講演会「カリフ制への三つの視角」

科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性」は、東洋文庫西アジア研究班と共催で、下記の通り講演会を開催いたします。

講演者ヒュセイン・ユルマズ博士は、オスマン朝史がご専門で、カリフ制についての最新の研究書Caliphate Redefined(2018)の著者でいらっしゃいます。

皆様のご参加をお待ちしております。

ヒュセイン・ユルマズ博士講演会
日時:2018年12月20日(木)17:00-19:00

会場:東洋文庫7階 会議室1・2 (文京区本駒込2-28-21)

内容:

Dr. Huseyin Yilmaz, George Mason University

Three Visions of the Caliphate: Rulers, Jurists, and Sufis on Political Authority in Islam

The caliphate has been one of the most hotly contested notions of authority since the early days of Islam. It was continuously reinterpreted in response to changing circumstances. Despite conflicts and disagreements, the caliphate always remained at the core of any vision regarding the materialization of Islamic ideals, including the political authority. Among others, ruling establishments, jurists and Sufis envisioned the caliphate in their own ways which resulted long lasting tensions between these three principal constituents of Islamicate societies.

英語・通訳なし 参加自由・無料、

2018年11月18日 (日)

Shahzad Bashir先生講演会開催のお知らせ

Shahzad Bashir先生講演会開催のお知らせ
(English explanation is in the latter half)
本センターは、科学研究費補助金・基盤研究(A)「イスラーム国家の王権と正統性」(研究代表:近藤信彰東京外国語大学教授)によって招聘されているShahzad Bashir先生(アメリカ・ブラウン大学)の講演会を開催いたします。先生はスーフィズム研究で著名で、Sufi Bodiesほかのご著書があります。皆様の多数のご参加をお待ちしております。
・ 日時:2018年12月11日(火)16時〜18時
・ 発表者:Shahzad Bashir (ブラウン大学)
・ タイトル:“Journeys among the Living Dead of Tabriz: A Sufi Shrine Guide from the Sixteenth Century”
・ 場所:京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階第一講義室(AA401)
・ 地図: 以下のリンク先の地図をご参照ください。 上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
準備の都合上ご参加いただける場合にはinq-kr@asafas.kyoto-u.ac.jpにご連絡ください。
なお、本講演会は科学研究費補助金・基盤研究(A)「イスラーム国家の王権と正統性」、京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センター(KR)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点(MEIS)、京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)、上智大学イスラーム研究センター(SIAS)、科学研究費補助金・基盤研究(A)「イスラーム神秘主義の構造的理解−スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合現象の解明」、科学研究費補助金・基盤研究(B)「地中海周辺地域における聖者・聖遺物崇敬の人類学的研究」の共催により開催されます。

2018年11月12日 (月)

Louise Marlow, lecture(19 Dec)

 東京大学東洋文化研究所と科学研究費基盤研究(A)「イスラーム国家の王権と正統性」(代表:
近藤信彰)はHierarchy and Egalitarianism in Islamic Thought (2002)や Counsel
for Kings: Wisdom and Politics in Tenth-Century Iran (2016)の著者として世
界的に著名なウェレズリー大学のLouise Marlow教授をお招きし、以下の要領で講演会を開催
いたします。多くの皆さまのご参加を歓迎いたします。なお、この講演会はAssociation for
the Study of Persianate Societies Japan Officeとの共催です。 Speaker: Professor Louise Marlow (Wellesley College) Lecture Title: Medieval Arabic and Persian Mirrors for Princes: Cultures of
Political Advice in Islamicate Contexts (abstract below) Date and Time: December 19, 2018 (Wed), 18:00-19:30 Venue: Room 001, Sanjo Conference Hall, Hongo Campus, University of Tokyo (東京大学本郷キャンパス山上会館) Abstract: Like numerous other pre-modern agrarian societies, many of the ‘Islamicate’ societies that stretched from the Atlantic coasts of Spain and North Africa in the west to South and Central Asia in the east
produced substantial literatures of political advice. Often referred
to in modern scholarship as Fürstenspiegel or ‘mirrors for princes’,
such writings offered advice on the ethical and practical aspects of
governance for contemporary rulers, to whom they were usually also
dedicated. Implicit in the act of advising is the assumption that the
advisee stands to benefit from the advice, and the mirror literatures
encompass a delicate paradox: what were the parameters and limits of
the socio-cultural terrain within which an author could give advice to
the ruler on whose favour and patronage he also depended? Taking a small
number of examples from the Arabic and Persian mirror literatures of the
eleventh to the thirteenth centuries, this presentation explores some of
the ways in which writer-counsellors and ruler-recipients negotiated
this ill-defined and unstable terrain. With reference to the literary
characteristics, the political messages and the social functions of
mirrors in Islamicate courtly cultures of the Middle Period, the
presentation offers examples of how a literary genre thatexhibits a
marked consistency, even in matters of detail, across vast expanses of
time and space also responded closely to the conditions and exigencies of
specific historical contexts and particular writer-ruler relationships.
This event is open to the public and no registration is required.
Contact person: Kazuo Morimoto (morikazu[at]ioc.u-tokyo.ac.jp)

2018年11月 2日 (金)

国際シンポジウム「王権、イデオロギー、言説--イスラーム王朝の正統化」

予告です。プログラム、改訂しました(11/12)。

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International Conference

 

 

Kingship, Ideology, Discourse

Legitimation of Islamicate Dynasties

 

December 15 and 16, 2018

 

Room 304

Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA),

Tokyo University of Foreign Studies

Fuchu, Tokyo, Japan

 

 

Program

Saturday, December 15

 

14:0014:20 Welcoming

 

Literature and legitimacy Chair: Kazuo Morimoto

14:2015:00

Louise Marlow, Wellesley College

“Articulations of Legitimacy in Mirrors for Princes of the Tenth and Eleventh Centuries”

 

15:0015:40

Osamu Otsuka, the University of Tokyo

“The Flowering of Persian Literature under the Patronage of the Hazaraspid Dynasty:

How did Local Rulers Legitimate Their Rule in the Late Ilkhanid Period?”

 

15:5016:30

Shahzad Bashir, Brown University

“Legitimacy in Rhyme and Meter: Poetry in Timurid and Safavid Historiography”

16:3017:00 Discussion

 

 

Sunday, December 16

Ideology and Religion   Chair: Yukako Goto

10:3011:10

Matthew Melvin-Koushki, University of South Carolina

“A Timurid Iamblichus in Search of a Julian: Ibn Turka as Early Modern Philhellenizing Imperial Ideologue.”

 

11:1011:50

Masaki Sugiyama, Kyoto University of Foreign Studies

For the Sufi Shaykh or for the "Mahdi's Son"?: The Re-examination of the Relation between Sultan Husayn Mirza and Shah Qasim Faydbakhsh

 

Ottoman discourses Chair: Hiroyuki Ogasawara

13:0013:40

Retsu Hashizume, Chiba Institute for Science

“Lufī Pasha’s theory of the caliphate”

 

13:4014:20

Christopher Markiewicz, University of Birmingham

“Persian Emigres and Ottoman Discourses of Rule in the Early Sixteenth Century”

 

From Egypt to Afghanistan Chair: Jun Akiba

14:40–15:20

Hüseyin Yılmaz, George Mason University

“An Egyptian Perspective on Ottoman Legitimacy in the Seventeenth Century: Mer’i b. Yusuf’s Golden Necklaces on the Virtues of the Ottoman Dynasty”

 

15:2016:00

Nobuaki Kondo, ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies

“Sunni Rule over Shi‘i Population: Legitimation of Afghan Rulers in Iran, 172229”

 

16:1017:00 General Discussion

2018年9月22日 (土)

中東☆イスラーム研究セミナー(12/21-23)受講生募集のお知らせ(締切10/5)

アジア・アフリカ言語文化研究所では、本年も下記の要領で、「中東☆イスラー
ム研究セミナー(第19回、12/21-23)」の受講生を募集いた します。
これは、博士論文等を執筆する準備をされている全国の大学院生・若手研究者の
方々を対象としたものです。
若手研究者の皆様のご応募をお待ちしております。

1. 開催期間 平成28年12月21日(金)~23日(日)の3日間

2. プログラム
受講者がそれぞれ1時間程度の研究発表を行い、研究会形式で関係教員および他
の受講者から質問・コメントを受けることで、博士論文等の執筆に資する。

3. 開催場所 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝
日町3-11-1)

4. 応募資格
イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人
類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など、たとえば「東南ア
ジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を進
めている大学院博士後期課程の大学院生・PDまたはこれに相当する研究歴を持
つ者で、学術論文、特に博士論文の執筆計画を持つ者。

5. 募集人員 4~7名。なお、募集人員内で大学院生、PD、その他の区分は行
わない。

6. 受講料 無料。なお、首都圏以外からの参加者には本学規定の範囲内で旅費・
宿泊費を支給する。

7. 応募締切    平成30年10月5日(金)(当日消印有効)
なお、応募方法の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
過去のプログラムや受講生の感想も掲載されています。
http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar

8. 担当スタッフ
飯塚正人、黒木英充、髙松洋一、近藤信彰、野田仁、苅谷康太 熊倉和歌子 その他交渉中

9.問合わせ先     meis[at]aa.tufs.ac.jp
※ [at] を@に変更して送信ください。

2018年5月20日 (日)

第12回ベイルート若手研究者報告会

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、来る12月1日(土)に、レバノンにて第12回ベイルート若手研究者報告会を開催することとなりましたので、ご案内申し上げます。

本報告会は、日本の大学や研究機関で中東研究・イスラーム研究を進める若手研究者に研究発表の機会をご提供するとともに、その最新の研究成果を、レバノンをはじめとする中東の研究者たちに広く知っていただくことを目的としたものです。
毎年、専門家同士の密度の濃い議論が行われ、レバノンの研究機関の研究者と交流する場ともなっております。
会場は、ベイルートの中東研究日本センターJaCMESです。

若手の研究者の皆さまには、多数のご応募をお待ちしております。

第12回 ベイルート若手研究者報告会募集要項

日時     2018(平成30)年12月1日(土)
会場     Japan Center for Middle Eastern Studies (JaCMES)
2nd Floor, Azariyeh Building (Lazarists Center) A2-1, Bashura, Emir Bashir Street, Beirut Central District, LEBANON
応募資格     以下の条件を全て満たす者とします。
a. 日本において中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・イスラーム学など)を専攻している者。国籍は問わない。
b. 応募時に大学院博士後期課程に在籍している者、もしくはそれと同等以上の研究業績を有する者。博士号の有無、有職者であるか否かを問わないが、博士号を取得した者は取得後8年以内であること。
c. 応募時までに日本もしくは海外の学会等において研究報告を行った経験のある者。
募集人数     5名程度
応募締切     2018(平成30)年7月6日(金)必着
選考結果通知     2018(平成30)年8月上旬(予定)
問い合わせ先     meis[at]aa.tufs.ac.jp ※ [at] を@に変更して送信ください。

詳細はこちらのサイトをご覧ください。
http://meis2.aacore.jp/report_beirut_seminar.html

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