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2019年1月

2019年1月31日 (木)

共同利用・共同研究課題「オスマン文書史料の基礎的研究」2018年度第2回研究会

共同利用・共同研究課題「オスマン文書史料の基礎的研究」2018年度第2回研究会
2019年2月27日(水) 14:00–17:30
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディアセミナー室(304)
    14:00–16:00 岩本佳子(AA研ジュニア・フェロー)「租税調査台帳 Tahrir Defteri はいつ消滅したのか:オスマン朝における租税調査台帳の発展と衰退の研究」
    コメンテータ:熊倉和歌子(AA研所員)
    16:30–17:30 全員 総合討論
    使用言語:日本語
    参加費:無料
    事前申し込み:不要

    共催
        AA研,科研費(基盤B)「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(代表者:髙松洋一(AA研所員)課題番号:17H02398)

2019年1月30日 (水)

『アーイーニ・アクバリー』シンポジウム

The Sixth Perso-Indica Conference “The Classification of Indic Culture at the Mughal Court: the Ā’īn-i Akbarī

 

きたる39日(土)・10日(日)に、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所は、共同利用・共同研究課題「近世南アジアの文化と社会:文学・宗教テクストの通言語的比較分析」、および科研費(基盤A)「イスラーム国家の王権と正統性--近世帝国を視座として」(代表者: 近藤信彰 課題番号: 15H01895)、科研費(国際共同研究強化B)「翻訳から見る近世南アジアの文化多元主義」(代表者: 太田信宏 課題番号: 18KK0013)との共催で、Perso-Indicaプロジェクト(http://perso-indica.net/)の第6回国際カンファレンス“The Classification of Indic Knowledge at the Mughal Court: the Ā’īn-i Akbarīを開催いたします。ムガル帝国アクバル時代の最重要のペルシア語史料に焦点をあてて、国内外で活躍する第一線の研究者が意見を交える、大変貴重な機会です。ご来駕賜りますと幸いです。

 なお、事前登録は不要ですが、39日に行われる情報交換会に参加を希望される方は、32日までに末尾の問い合わせ先までご連絡ください。

 

 

日時:201939日(土)10:3017:30

    310日(日)10:3016:10

会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階大会議室(AA303

(府中市朝日町3-11-1, アクセスhttp://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access

 

プログラム:

Saturday, March 9

10:30-11:00 Fabrizio SPEZIALE (Ecole des hautes études en sciences sociales) / OGURA Satoshi (ILCAA) Introduction

11:00-12:00 Richard Maxwell EATON (University of Arizona) “The Ā’īn and modernity: should we reconsider the Akbar-‘Ālamgīr binary?”

 

12:00-13:00 Lunch

 

13:00-13:30 MASHITA Hiroyuki (Kobe University) “Contextualizing the so-called Ā’īn-i Akbarī in the Mughal historiography”

13:30-14:00 Syed Najaf HAIDER (Jawaharlal Nehru University) “Money and Monetary Economy in the Ā’īn-i Akbarī

14:00-14:20 Discussion

 

14:20-14:35 Coffee Break

 

14:35-15:05 Eva ORTHMANN (Georg-August-Universität Göttingen) “Statecraft and kingship in the Ā’īn-i Akbarī

15:05-15:35 Carl W. ERNST (University of North Carolina at Chapel Hill) “Persianate Concepts of Religion in the Ā’īn-i Akbarī.”

15:35-15:55 Discussion

 

15:55-16:10 Coffee Break

 

16:10-16:40 SAKAKI Kazuyo (ILCAA Joint Researcher, Hokkaido Musashi Women’s College) “The doctrine of Karma in the Ā’īn-i Akbarī

16:40-17:10 Prashant KESHAVMURTHY (McGill University) “Akhlāq and the Sequence of Topics in the Ā’īn-i Akbarī

17:10-17:30 Discussion

18:30-20:30 Reception (Joho-kokan kai)

 

Sunday, March 10

10:00-10:30 Chander SHEKHAR (University of Delhi) “Indic Ornamental Flowers of Essence: Ā’īn-i Akbarī, a Guide Book of Continuity”

10:30-11:00 Sheikh Mohammad Razaullah ANSARI (Aligarh Muslim University) “An Analytical Presentation of astrological-astronomical Knowledge of Abul Fazl ‘Allāmī in his Ā’īn-i Akbarī

11:00-11:30 KONDO Nobuaki (ILCAA) “Ā’īn-i Akbarī as a Tazkira of Poets”

11:30-11:50 Discussion

 

11:50-12:50 Lunch

 

12:50-13:20 INOUE Haruo (Institute for Research in Humanities, Kyoto University) “Descriptions of the Court Music in the Ā’īn-i Akbarī in terms of the Cultural Interaction between the Persia and the Indian music”

13:20-13:50 NINOMIYA Ayako (ILCAA Joint Researcher, Aoyama Gakuin University) “Analyzing intellectual milieu of Ā’īn-i Akbarī

13:50-14:10 Discussion

 

14:10-14:30 Coffee Break

 

14:30-15:00 Maryam MOAZZEN (University of Louisville) “Religious Absolutism and Religious Pluralism: Akbar’s Religious Experimentations in Safavid Sources”

15:00-15:30 OGURA Satoshi (ILCAA) “The Ā’īn-i Akbarī and Western Indology: With Special Reference to the Category of the Six Schools of Philosophy”

15:30-15:50 Discussion

 

15:50-16:10 Closing Remarks

 

問い合わせ先:ogura (at) aa.tufs.ac.jp

2019年1月22日 (火)

寄進の比較研究の出会い:ヨーロッパと日本

Encounter of Comparative Studies on Endowment in Europe and Japan 
寄進の比較研究の出会い:ヨーロッパと日本

Venue: Conference room at Toyo Bunko, Tokyo
19 February 2019, Tuesday. 

10:30  Opening Address: Toru MIURA (Research Fellow, Toyo Bunko; Professor, Ochanomizu University, Japan)
10:40-11:40   Tillmann LOHSE (Privatdozent and adjunkt,  Humboldt University Berlin, Germany), “Methodological Challenges of Comparative Endowment Studies” 
11:40-12:30  Zachary Ray CHITWOOD (Lecturer, Johannes Gutenberg University of Mainz, Germany), “Byzantine Foundations in the Face of the Ottoman Advance and Imperial Collapse”

12:30-13:30   Lunch Time

13:30-14:20  Jose Ignacio SANCHEZ (Research Fellow, Warwick University, Great Britain), “Waqfs as Networks in Mamluk Damascus”
14:20-15:10  Randi DEGUILHEM (Professor, CNRS, TELEMMe-MMSH/AMU, Aix-en-Provence, France), “Comparatively Speaking: Inclusion of the Idea of the Islamic Waqf within the Fondation de l’islam de France” 

15:10-15:30  Tea Break

15:30-16:20  Toru MIURA, “Transregional and Interactive Comparison of the Donations in Human History”
16:20-17:00  General Discussion

Welcome Party

2019年1月18日 (金)

『歴史評論』特集 刊行

『歴史評論』 No.826 2019.2
特集 前近代ユーラシア東半における文化接触と摩擦

アジアにおける『ハムザ物語』--イスラーム、ペルシア語、フロンティア  近藤信彰
近世日本におけるイラン・インド染織品の輸入とインド洋交易          阿部克彦
明末清初の激動と中国ムスリム                             中西竜也
南インド宮廷文学にみるムスリム表象                        太田信宏
一四世紀イランに伝えられたインドの歴史                     小倉智史

ご執筆いただいた皆様、ありがとうございました。

2019年1月 8日 (火)

「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究」

AA研共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」公開研究会のご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」は,2018年度の公開研究会を以下の要領で開催します。皆様のご参加をお待ちしており
ます。

◇日時・場所
日時:2019年2月9日(土)13:30―18:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所会議室(304)
 交通情報
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
※ 事前申込不要
※ 本研究会に関するお問い合わせ先:khargush1969[at]gmail.com

◇プログラム
13:30―14:00 はじめに(趣旨説明)
渡部良子(東京大学)「イスラーム社会史史料としてのサフィー廟寄進地記録の重要性の再検討:
‘Abdi Beg編Sarih al-Milk 2写本(17世紀?18世紀初)に注目して」 14:00―16:30 研究発表 14:00―14:35  後藤裕加子(関西学院大学)「サファヴィー朝前期の文人官僚 アブディー・ベクとその著作」 14:35―15:10  小野浩(京都橘大学)「サファヴィー家に関わる君主勅令」 15:10―15:20 休憩 15:20―15:55  高木小苗(早稲田大学)「14世紀アルダビール地方の一村落の変遷:Sarih al-Milk と関連文書の比較検討を通して」 15:55―16:30  阿部尚史(お茶の水女子大学)「19世紀のSarih al-Milk」 16:30―16:40 休憩(10分) 16:40―17:10 コメント  高松洋一(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所) 17:10―18:00 総合討論 ◇研究会趣旨  イスラーム圏の社会において、聖者廟はしばしば大きな富を蓄積し、社会・文化・経済の中心と
して重要な役割を担った。イスラーム法に基づくワクフ(寄進)により集積された聖者廟の財産は,
政治権力による庇護,地域社会との関係,様々な法・社会制度・慣行の利用など,政治・法・経済
の多様な制度・慣行が絡まり合う中で保全され,聖者廟の活動を支えてきたと考えられる。聖者廟
が築いた財産管理のシステムと戦略に光を当てることは,聖者廟の活動を支えた財政基盤のあり方
を明らかにするのみならず,聖者廟を取り巻く行財政・法・経済制度と,その時代的変遷を知る手
がかりになるだろう。  テュルク・モンゴル系遊牧王朝の覇権の下,タリーカが大きな政治・社会的影響力を持ったイラ
ン高原では,財力と独立的勢力を持つ聖者廟も登場した。特に,現代イランの原型を形成すること
になるシーア派王朝サファヴィー朝(16?18世紀)以降,シーア派イマーム廟,シーア派イマーム
の係累とされる聖者廟(イマームザーデ)が特別な重要性を帯びて発展し,現代社会においても大
きな存在感を放っている。これらイランにおける聖者廟の財政基盤・財産管理システムの研究は,
第8代イマーム・レザー廟,テヘランのイマームザーデ,シャー・アブドゥルアズィーム廟など,
近年大きく進展しつつある。  このようなイラン高原の聖者廟の中でも,とりわけ独自の歴史を持つのが,サファヴィー朝の起
源となったサファヴィー教団名祖シャイフ・サフィー廟(イラン北西部アルダビール州アルダビー
ル,2010年UNESCO世界遺産登録)である。14世紀初の成立以降,政治権力・地域社会との密接な結
びつきを通して多数の寄進地を獲得し,サファヴィー朝下では王朝祖廟としての特殊な地位を享受
し,同朝滅亡後は衰退しつつも近代までその活動を維持したサフィー廟は,中世?近代のイラン高原
の歴史の展開を直接的に反映した聖者廟の歴史を伝える貴重な事例といえる。その寄進地目録とし
てサファヴィー朝期の16,17世紀に編纂された寄進地記録sarih al-milkは,サファヴィー朝成立の
歴史的背景,サファヴィー朝によるサフィー廟庇護政策を伝える重要な史料として,先学により研
究されてきた。しかし,これら寄進地記録がワクフの正当性を示すイスラーム法文書集成というそ
の本来の性格から,どのように編纂され,利用されてきたのか,その機能的特徴と史料的可能性を
総合的に明らかにする試みは,まだ十分行われているとは言えない。サフィー廟に保管されたイラ
ン最古の文書群サフィー廟文書の目録化,レザー廟財務帳簿史料の研究の進化など,シーア派聖者
廟の財産管理に関わる史料の発掘・研究可能性が確実に広がりつつある現在,最も古い聖者廟財産
管理関連史料の1つであるサフィー廟寄進地記録を,中世から近世にかけてイラン高原に形成され
た行財政・法制度・慣行,寄進地管理制度の中に位置づけ再検討することは,重要な意義を持つだ
ろう。  本共同研究(2018-2020年度)は,このような問題関心から,寄進地記録を中心とするサフィー
廟の財産管理史料を総合的な研究を目指している。初年度は,サファヴィー朝初期16世紀編纂の寄
進地記録として有名な‘Abdi Beg編sarih al-milkを取り上げ,これまでにも多くの研究に利用さ
れてきたこの作品のデータベース化に取り組んだ。本研究会では,‘Abdi Beg編sarih al-milkの
全体像,編纂の時代的背景,歴史研究におけるその史料的価値,そして改訂により長期的に持続
したその役割をテーマに,サフィー廟寄進地記録の研究可能性に新たな光を当て,今後の研究可
能性を探ることを目指す。

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