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2014年4月

2014年4月29日 (火)

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」第 2回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第2回(通算8回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。

第2回研究会は、史料講読(担当渡部良子氏)をおこないます。
扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。


【第2回研究会】
日時:5月26日(月)17:00-19:00
場所:東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
*今回は月曜日の開催になりますのでお間違いのないようお気をつけ下さい。



担当:  渡部良子氏(東京大学文学部・非常勤講師)
講読史料:Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
写本:  Mar‘ashi写本8140、議会図書館写本3117、議会図書館写本6544
講読箇所:
サファヴィー朝期のペルシア語簿記術指南書:Ghiyāth al-Dīn Kirmānīの簿記術論文
序論(Muqaddama)
第11章「抹消の記号である打消線(tarqīn)について」(続き):用例「al- tahwil」から
 Mar‘ashī 8140: 90-91. = image 47-48.
 Majlis 3117: 73a-73b. = image 75-76.
 Majlis 6544: 43b-44a. = image 50.
 Āstān-i Quds 7148: 38a-38b. = image 39-40.
第12章「何を先に記録するのが適切かという判断について」
 Mar‘ashī 8140: 91-93. = image 48-49.
 Majlis 3117: 73b-75b. = image 76-78.
 Majlis 6544: 44a-45a. = image 50-51.
 Āstān-i Quds 7148: 38b-40a. = image 40-41.

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡係までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

2014年4月28日 (月)

『オスマン憲政への道』

佐々木紳『オスマン憲政への道』東京大学出版会. 2014年. 284p.
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佐々木さんにいただきました。ありがとうございました。

新オスマン人の憲政に関するさまざまな議論が分析されています。
アジア初(と言ったら怒られるかな?)の憲法がどうやってできてきたのか、よくわかります。

2014年4月24日 (木)

ガージャール学会第14回大会

発表者と発表題目がサイトに載っています。
http://www.qajarstudies.org/speakersbamberg2014.html


Fourteenth IQSA Conference:
      
  ~ Literature and Writing in Qajar Iran ~

Otto-Friedrich Universitaet, Bamberg, Germany
  Friday and Saturday, May 30-31, 2014


Ahmad, Ovais (New Delhi)
Contribution of Noval Kishore Press in the Development of Persian Literature in India During Qajar Period

Amanat, Abbas (New Haven)
“Pure Persian” (Farsi-ye sareh), Writing of History, and Shaping of Cultural Dissent in Qajar Iran

Amini, Iraj and Mohajer, Nasser (Paris)
Mirza Mohammad Khan Majd-al-Mulk Sinaki ( b.1809 d.1881)

Asadpour, Hiwa (Mahabad)
A Study of Advertising in Qajar Newspapers

Aydin, Enis Erdem (Istanbul)
A “History of Iran” in Late Ottoman Historical Imaginations: Ömer Halis

Baseri, Khadijeh Zohreh (Tehran)
Qajar coins /Coins and Seals as Texts (in Persian)

Beh Pajooh, Ali (Hamburg)
The Age of Novels in Iran: Translating and Interpreting Novels in the Qajar Period

Chamankhah, Leila (Exeter)
Polemical Literature in the Mid-Qajar Period: A Case Study of Shaykhi Refutation of Babism

Dusend, Sarah (Bonn)
Female self-representation in the pilgrimage reports of Alaviyah Kermani (~1880) and Sakinah Sultan Vaqar al-Dawlah (~1900)

Faridzadeh, Ghazaleh (Berlin)
The Concept of Person between the Priorities of Social and Disciplinary Conflicts in Qajar Iran

Faridzadeh, Sara (Berlin)
Performing cultural boundary-making in Ali Khan Zahir al-Dawleh’s Europe travelogue

Fasihi, Simin (Tehran)
The Satiric Narrative of Lower Classes' Situation in ‘Chante-ye Paberahneh’ Newspaper (The Barefooted’s Pouch Newspaper): A Historical Reflection

Fayyazi, Maryam Sadat (Rasht)
A Study of the Translation of Jules Verne’s Les Aventures du Capitaine Hatteras by Mohammad Hassan Khan Sani’edowleh with a New Historicist Approach (in Persian)

Haag-Higuchi, Roxane (Bamberg)
The Poet and His Art or: How Yaghma-i Jandaqi Commented upon the Redaction of His Writings

Hosseini, Abbas (Tehran)
Shahahanshahnama: A Case Study of Persian Painting in Qajar Era

Husain, Syed Akhtar (New Delhi)
Waqarul Mulk Syed Ali Tabrizi: A Qajar Traveler in British India

Karachi, Rohangiz (Tehran)
Re-Interpretations of a Patriarchal Text (in Persian)

Katouzian, Homa (Oxford)
Poet-Laureate Bahar in the Constitutional Era

Kazemzadeh, Hamed (Warsaw)
Talibov‘s the Travel literature of “Caucasus Spa” and His report about Iranians in North Caucasus in the Qajar period in the late nineteenth century

Lawson, Todd (Toronto)
Joycean Modernism in a 19th Century Quran Commentary “The Báb’s Tafsír súrat Yúsuf ”.

Morikawa, Tomoko (Sapporo)
Bisotûn and Iranian Historiography of the Qajar Period

Natchkebia, Irina (Tbilisi)
Diplomacy and Poetry: Joseph Rousseau and his Ode à la Perse Dedicated toNapoleon (1806-1807)

Noelle Karimi, Christine (Vienna)
Literary and Geographic Terrains in Qajar Iran

Rahimi Bahmany, Leila (Berlin)
The Lithographic Publication of Azari Literature in Qajar Iran

Ranjbar, Reza (Paris)
Les Écrits Utopiques des Intellectuels Iraniens à l’Époque Qâdjâr [Utopian Writings of Intellectuals in the Qajar Period] (in French)

Schwerda, Mira Xenia (Princeton)
The Regicide Mirza Reza Kermani and His Motives as Described in Qajar Sourceson Mirza Reza

Sharifi, Neda (Valenciennes)
The Translation of French Literature during the Qajar Period and its Impact on Persian Literature

Torabi Farsani, Soheila (Najafabad)
Discourse Transformation of Intellectual Periodicals Prior and After the Constitutional Movement (Based on Ghanoon, Rooh ol-Ghodos and Sur-i Esrafil)

Wentker, Sibylle (Vienna)
Visit from the Shah. Vienna and the Ruzname of Nasir al-Din Shah

Werner, Christoph (Marburg)
Autobiography in ‘Abd al-Razzaq Donboli’s work


2014年4月21日 (月)

講談社メチエ『ティムール帝国』

川口琢司著『ティムール帝国』講談社メチエ.288p.
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著者の川口さんからいただきました。ありがとうございました。

さすがにメジャーなシリーズなので、もう、いろいろなブログで取り上げられているようですね。

2014年4月19日 (土)

AA研50周年記念事業「静謐なる聖地」展

「静謐なる聖地--石版風景画に見る十九世紀半ばのパレスチナ・レバノン」

日時:2014年5月12日(月)~6月20日(金)午前10時30分より17時まで(土、日、祝日休場)
入場無料
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所1階資料展示室

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5/22 追記:特設サイトが開設されました。こちら

2014年4月17日 (木)

東洋文庫ミュージアム「トルコ展」

東洋文庫ミュージアム 

-日本・トルコ国交樹立90周年-
トルコ展

2014年4月23日(水)~2014年8月10日(日)

Turkeychirashi3_2

詳細はこちら(PDF)

2014年4月13日 (日)

ベイルート若手研究者報告会 発表者募集

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)は、下記の通り、レバ
ノン共和国ベイルートにおける研究拠点「中東研究日本センター」 Japan
   Center for Middle Eastern Studies(JaCMES)を会場に、若手研究者の研究報
   告会「日本における中東・イスラーム研究の最前線」Middle Eastern and
   Islamic Studies in Japan: The State of the Art を開催します。これは、日
   本の若手研究者が進めている中東・イスラーム研究の最新の成果を、レバノンを
   はじめとする中東の研究者たちに広く知っていただく とともに、専門家同士の
   密度の濃い議論の場を提供することを目的としています。

   若手研究者の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

    記

    1.日程
    2014(平成26)年11月29日(土)

    2.会場
    Japan Center for Middle Eastern Studies (JaCMES)
    2nd Floor, Azariyeh Building (Lazarists Center) A2-1, Bashura, Emir
    Bashir Street, Beirut Central District, LEBANON
        http://meis2.aacore.jp/base_beirut                                    

    3.応募資格
    以下の条件を全て満たす者とします。
    a.日本において中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類
    学・政治学・イスラーム学など)を専攻している者。国籍は問わない。
    b. 2014年4月1日現在、年齢42歳未満の者。
    c.応募時に大学院博士後期課程に在籍している者、もしくはそれと同等以上の研
    究業績を有する者。博士号の有無、有職者であるか否かを問わない。
    d.応募時までに日本もしくは海外の学会等において研究報告を行った経験のある者。

    4.会議の概要
    報告者は25分間で英語により研究報告を行い、その後20分間コメンテータほか参
    加者との質疑応答を行うこととします。

    5.派遣内容
    報告者には日本からベイルートまでのエコノミークラス航空券による旅費と報告
    会の日程を含めて4日間程度の滞在費を東京外国語大学の規程に従って 支給します。

    6.募集人数
    5名程度

    7.応募締切
    2014(平成26)年7月11日(金)当日消印有効

    応募書類・内容の詳細については、以下のWebページをごらんください。過去の
    参加者の感想も掲載されています。
    http://meis2.aacore.jp/report_beirut_seminar

2014年4月12日 (土)

『イスラーム 知の遺産』

柳橋 博之 編『イスラーム 知の遺産』東京大学出版会、2014年2月

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はじめに(柳橋博之)
第1章 クライニー『充全の書:基本原理』――12イマーム・シーア派伝承学の基礎理念(吉田京子)
第2章 ファーラービー『諸学通覧』――知識のネットワーク化とムスリム社会(阿久津正幸)
第3章 地方史人名録――ハディース学者の地方観と世界観(森山央朗)
第4章 ジュワイニー『ニハーヤ』――シャーフィイー派法学の展開(柳橋博之)
第5章 ユースフ『クタドゥグ・ビリグ』とカーシュガリー『チュルク語諸方言修正』――11世紀チュルク諸語とイスラーム(菅原 睦)
第6章 「法学者間の学説相違の書」――イスラーム法の規範と柔軟性(小野仁美)
第7章 ムハンマド・カドリー『ムルシド・アル=ハイラーン』――イスラーム法学の近代(堀井聡江)
第8章 ナームク・ケマル『祖国あるいはスィリストレ』――19世紀オスマン帝国の愛国的戯曲をめぐって(佐々木紳)
第9章 『セディーゲ・ドウラターバーディー作品集』――女子教育推進に尽力した近代イランの女性知識人と社会の反応(山﨑和美)
第10章 ムフタール・スースィー『治癒をもたらす妙薬』――モロッコ南部ベルベル人とイスラーム的知の伝統(齋藤 剛)

齋藤さんにいただきました。ありがとうございました。

自分では読めない作品を日本語で読めるにはすばらしいです。近世のものが一つもないのが残念ではあります。

2014年4月 9日 (水)

2014年度 中東☆イスラーム教育セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、今年度も下記の要領で全
国の大学院生を対象とした「中東☆イスラーム教育セミナー(第10回)」を開催
し、受講生を募集いたします。
なお、このセミナーは、地域研究コンソーシアムの協賛を受けて行われるものです。

大学院生の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

  記

1. 開催期間  平成26年9月20日(土)~23日(火・祝)の4日間

2. プログラム  6名の講師によるそれぞれ1時間の講義+受講者の中の希望者に
よる40分程度の研究発表

講師(敬称略)  加藤博(エジプト社会経済史・イスラーム文明論),桜井啓子
(イスラーム地域研究・イラン地域研究),黒木英充(中東地域研 究・東アラブ
近代史), 森正美(文化人類学・フィリピン研究),澤江史子(現代トルコ研
究・比較政治学),苅谷康太(西アフリカ・イスラーム地域研究)

3. 開催場所  東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中
市朝日町3-11-1)

4. 応募資格 イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研
究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など。た
とえ ば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」
なども含む)を志す大学院生、またはそれに相当する研究歴を持つ者で、受講
期間を通じて講義に出席し、討論に積極的に参加する意思を持つ者。

5. 募集人員  約25名。

6. 受講料    無料。

7. 応募締切 平成26年6月20日(金)(当日消印有効)

応募方法については以下のサイトをご覧ください。
過去のプログラム・参加者の感想もこちらに掲載されています。
http://meis2.aacore.jp/meis_educational_seminar


なお、博士論文執筆者等を対象とする中東☆イスラーム研究セミナーは本年は12
月19日(金)から21日(日)まで開催されます。
こちらの応募締切は10月3日(金)となっています。
詳細はこちらをご覧ください。
http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar

2014年4月 7日 (月)

『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容』

小笠原弘幸
『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容--古典期オスマン帝国の系譜伝承をめぐって』
刀水書房. 2014年. 261頁.
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小笠原さんにご恵贈いただきました。ありがとうございました。
難しい初期史に取り組まれた労作です。
王朝の系譜論が当時の人にどのくらい意味があったのか、気になりました。

2014年4月 4日 (金)

アフタンディル・エルキノフさん着任

アジア・アフリカ言語文化研究所の客員研究員として、ウズベキスタンのAftandil Erkinovさんが着任されました。7月末まで滞在予定です。

専門はチャガタイ文学。

ウズベク語、ロシア語のほか、トルコ語、ペルシア語、フランス語などに堪能な方です。

業績については、

こちら

2014年4月 3日 (木)

『諸年代の記録』

عبد الله کابلی. تذکرة التواریخ.

تصحیح علیرضا قوجه زاده.

تهران. کتابخانه، موزه، مرکز اسناد شورای اسلامی 1393.


Tazkirattavarikh

主に中央アジア、インドに関してひたすら年代を紹介している16世紀の史料。
これについてはMaria Szuppeさんの専論があります。
とりあえず、Encyclopedia IranicaのKĀBOLI, ʿAbdallāh Ḵᵛājaを参照のこと。

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