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2013年7月17日 (水)

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」研究会

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、NIHUプログラムイスラーム地域研究東洋文庫拠点(TBIAS)との共催で第1回研究会を開催いたします。皆様ふるってご参加ください。
日時:7月25日(木)16:00ー19:30
場所:東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
*17:00以降は7階入口のドアが施錠されますので、その場合はドア横に設置されているインターホンで呼出してください

担当:渡部良子氏(東京大学文学部・非常勤講師)
題目:「ファラク・アラー・タブリーズィーとその簿記術指南書群:14世紀「イラン式簿記術」史料の研究のために」
 
概要:
本プロジェクトの前身である公募研究「イラン式簿記術の発展と展開」(東洋文庫拠点)は、南アジアやオスマン帝国を含む広大な領域に拡大してゆくイラン高原起源の簿記のシステム「イラン式簿記術」の形成・発展を明らかにすべく、現存する最初期のペルシア語簿記術指南書の1つである『ファラキーヤの論説』(14世紀半ば)の訳註を行った。『ファラキーヤ』に示された簿記術理論をさらに解明するためには、13-14世紀イルハン朝期に成立したペルシア語簿記術指南書群との比較分析が不可欠である。
本報告は、14世紀初、イルハン・イルジェイトゥ期に活躍した、ファラク・アラー・タブリーズィーの簿記術指南書作品に注目する。彼の『幸福の書』『シャラフの機知』『幸福の法』は、13世紀末の『会計術における導きの書』に次ぐ本格的な簿記術理論・指南書であり、同時代・後代に多大な影響を与えたと考えられる、その後のペルシア語書記術指南書のスタイルを築いた作品と考えてよいだろう。本報告では、ファラク・アラー・タブリーズィーの経歴、作品群の成立時期と背景、指南書としての特徴、現存写本に関する情報を整理し、どのようなアプローチによる『ファラキーヤ』との比較研究が可能か、議論の材料を提起したい。

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