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2012年10月

2012年10月29日 (月)

拝受した抜刷3点

先日の研究会の際に、以下の論文の抜き刷りを拝受いたしました。
いずれも極めて重要な研究であるように思われます。
小野さん、川本さん、ありがとうございました。

渡部洋・松川節・小野浩・古松崇志・石野一晴・毛利英介・伴真一朗・清水奈都紀
「漢文・モンゴル文対訳「達魯花赤竹君之碑」(1388年)訳注稿」
『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』29 (2012) :107–238.

川本智史「トルコ建築・都市史」『建築史学』58 (2012): 110–126.

川本智史
「エディルネ旧宮殿の成立と空間構成――前近代オスマン朝の首都性の研究(その2)」
『日本建築学会計画系論文集』 679 (2012):2211–2217.

 

2012年10月28日 (日)

第2回研究会終了

昨日、「近世イスラーム国家と多元的社会」今年度第2回研究会が終了しました。

充実したご発表をいただいた真下さん、小笠原さん、ありがとうございました。

次回は、12月22日、23日、オスマン文書セミナーの予定です。詳細が決まり次第、ご連絡いたします。

2012年10月27日 (土)

シンポジウム「ロシア東洋学からソヴィエト・イラン学へ」

オックスフォードにいれば必ず参加したところですが・・・
フラグナー先生のような大物も登場です。

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Russian Orientalism to Soviet Iranology:
The Persian-speaking world and its history through Russian eyes

St Antony’s College, University of Oxford
30 November – 1 December 2012

Programme

Friday 30 November

3.00 – 5.40   Session One
Russian Orientalists in and on Central Asia
Chair:    Stephanie Cronin (Oxford)

Reflections on an Orientalist: Aleksandr Kun, the man and his legacy.
Arezou Azad (Oxford), Olga Yastrebova (St Petersburg)

Soviet Orientalism and nationalism in Central Asia: Aleksandr Semenov’s vision of a Tajik national identity
Matthias Battis  (Oxford)

A Soviet “Orientalist” in private: a study of the correspondence of Olga Chekhovich
Ulfatbek Abdurasulov (Tashkent)

The Representation of Pamir and its people in Russian and Soviet ethnography Sultonbek Aksakolov  (London)

Saturday 1 December

9.00 – 11.00   Session Two
From Russian Orientalism to Soviet Iranology: Shaping the Field
Chair:  Paulo Sartori (Vienna)

The Origins of Iranian studies in Russia
Alexei A. Khismatulin   (St Petersburg)

Shifting Terrain: The Geographies of Soviet Iranian Studies
Lana Ravandi-Fadai   (Moscow)

Rupture or Continuity? The organisational set-up of Russian/Soviet Oriental Studies before and after 1917.
Denis Volkov   (Manchester)

11.30 – 12.50   SessionThree
Soviet Iranology: Later Developments and International Impact
Chair: Homa Katouzian (Oxford)

The History of Soviet Iranology (1917-1979)
Irina Fedorova (Moscow)

Soviet traditions and their impact on the development of international research concerning Persian diplomatic studies (documents, fermans, and chancellery affairs)
Bert Fragner (Vienna)

2.00 – 3.20   Session Four
Soviet Iranian Studies and Identity Politics
Chair: Alexander Morrison (Liverpool)

The Soviet Union as a Persianate Successor State: The Perso-Soviet Cultural Relations Society, the Iranian Left, and Soviet Modernity 1941-1953
James Pickett  (Princeton)

Soviet Orientalism and subaltern linguistics: the case of Kurdish
Michiel Leezenberg  (Amsterdam)

4.00 – 5.30   Round Table discussion on sources and archives
Chair: Edmund Herzig (Oxford)
Natalie May (Berlin)
Ali Mir-Ansari (Tehran)
Tom Welsford (Vienna)
Lana Ravandi-Fadai (Moscow)

2012年10月25日 (木)

比較教育社会史研究会2012年秋季例会「イスラームと教育」部会(10/28)

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点は、科研費基盤C「オスマン帝国における教育の連続性と変化(19世紀~20世紀初頭)」及び比較教育社会史研究会と共催で、比較教育社会史研究会2012年秋季例会「イスラームと教育」部会を下記の要領で開催します。
参加をご希望の方は、下記、秋葉まで事前にご連絡下さい。

日時:2012年10月28日(日) 11:00~14:00
場所:青山学院大学渋谷キャンパス 総研ビル(14 号館)9 階 第16 会議室
会場アクセス:正門を入ってすぐ右手の建物です。(http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html)

司会:秋葉淳(千葉大学)
報告1:上野雅由樹(東京外国語大学)「帝国末期オスマン・アルメニア人の学校選択」
報告2:藤波伸嘉(東京大学大学院)「アラブ・トルコ・タタール-青年トルコ革命のメディアと政治」(仮)

2012年10月24日 (水)

MESA大会 at Denver

北米中東学会の大会が11月17-20日、コロラド州デンバーで行われます。

プログラムはこちら

(要旨も掲載されています。)

今年は、国際イラン学会のあった年ですので、イラン関係は少ないです。
サファヴィー朝では

The Shah and the Qizilbash in Early Safavid Iran by Gregory Aldous

セッションタイトルにOttomanが入っているのが16ありますが、
近代以前で、アブストラクトにOttomanという語が入っているもので、27論文。

中には
The Making of Ottoman Neighborhood: A Case Study of Sixteenth-Century Istanbul
By Satoshi Kawamoto
Waqf Activity of Grass-Roots Level in 16th Century Damascus
By Toru Miura 
という日本の研究者の発表もあります。

個人的に興味のあるパネルは
Petitioning the Sultan in the Ottoman Empire
Created by James E. Baldwin
Between Legal Theory and Practice: Ottoman Fatwas, Society, and Politics in the Early Modern Era
Created by William Smiley
などです。発表者の名前を見ても、全然知らない人たちです。アメリカは研究者の数が多いですね。

2012年10月21日 (日)

オスマン・イラン関係の史料集(1734-35)

Kemal Erkan ed.
1734-1735 Osmanlı-İran savaşı mühimme defteri  (Ramazân 1146- Zilhicce 1147).
Istanbul. Çamlıca. 2011.

Muhimmdefterderi

1734-35年、サファヴィー朝が名実ともに滅亡する直前の枢機勅令簿が出版されました。
ラテン文字転写と原文書のファクシミリの両方が収録されています。
イラン研究者にはありがたい出版です。

2012年10月18日 (木)

中東☆イスラーム研究セミナー受講生追加募集のご案内

再度の宣伝で恐縮です。

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中東☆イスラーム研究セミナー受講生追加募集のご案内

先日、ご案内した東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の中東☆イス ラーム研究セミナーですが、去る10月5日に締め切らせていただきま した。ご応 募いただいた方々、ありがとうございました。 まだ、若干の人数の余裕がありますので、下記の通り追加募集を行います。博士 論文等の執筆を予定されている全国の大学院生・PDの方々、研究分野 や大学を 越えた議論の場を求めている若手研究者の方々の、積極的なご応募をお待ちして おります。    記 1. 開催期間 平成24年12月14日(金)~16日(日)の3日間 2. プログラム 受講者がそれぞれ1時間程度の研究発表を行い、研究会形式で関係教員および他 の受講者から質問・コメントを受けることで、博士論文等の執筆に資する。 3. 開催場所 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝 日町3-11-1) 4. 応募資格 イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人 類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など、たとえば「東南ア ジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を進 めている大学院博士後期課程の大学院生・PDまたはこれに相当する研究歴を持 つ者で、学術論文、特に博士論文の執筆計画を持つ者。 5. 若干名。なお、募集人員内で大学院生、PD、その他の区分は行 わない。 6. 受講料 無料。なお、首都圏以外からの参加者には本学規定の範囲内で旅費・ 宿泊費を支給する。 7. 応募締切    平成24年11月9日(金)(当日消印有効) なお、応募方法の詳細については、以下のサイトをご覧ください。 過去、7年間のプログラムや受講生の感想も掲載されています。 http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar 8. 担当スタッフ 西井凉子、飯塚正人、黒木英充、髙松洋一、近藤信彰、床呂郁哉、錦田愛子、 大川真由子、福島康博、その他交渉中

2012年10月15日 (月)

2012年度 東洋史研究会大会

共同研究員の新谷さんが発表されます。

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2012年度 東洋史研究会大会
日時:2012年11月3日(祝) 午前9時~午後5時
会場:京都大学文学部新館第三講義室(二階)

午後の部
新谷 英治「二種の『キターブ・バフリエ』」

磯貝 真澄「一九世紀後半ロシア帝国ヴォルガ・ウラル地域におけるイスラーム法実践――遺産分割案件の処理を事例として」

2012年10月13日 (土)

2012年度 史学会大会

学会シーズンです。

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史学会第110回大会
◇11月10日(土)
<公開シンポジウム>
「エスニシティと歴史学」
午後1時~   東京大学法文2号館1番大教室
「東アラブ地域におけるエスニシティと宗派主義の批判的再検討」   
            黒木 英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

◇11月11日(日) 
東洋史部会  東京大学法文1号館113番教室
研究発表   10:00~
「メフメト2世・バヤズィト2世期の鉱山地域に対するカーヌーンナーメの内容と分析」   
                                               佐治 奈通子

2012年10月11日 (木)

研究会「オスマン朝時代のアレクサンドリア」


フサーム・ムハンマド・アブドゥル=ムウティー博士特別ワークショップ
「オスマン朝時代(1517‐1798)のアレクサンドリア」

趣旨: エジプト、ベニー・スウェーフ大学助教授のフサーム・ムハンマド・アブドゥル=ムウティー 博士をお迎えし、「オスマン朝時代のアレクサンドリア」をテーマとしたワークショップを開催します。フサーム・アブドゥル=ムウティー氏はエジプト近現代 史を専攻し、マンスーラ大学で博士の学位を取得され、『18世紀におけるエジプトとヒジャーズの諸関係』(エジプト書籍公社, 1999年)や『家族と資産:オスマン朝期エジプトのマグリブ人商家』(エジプト書籍公社, 2008年)などのご著書があり、エジプト国立図書館・文書館「エジプト再生」シリーズ編集委員を務められるなど、新進気鋭の研究者です。


日時: 10月26日(金)16:30 ~ 18:30

場所: 早稲田大学120-1号館201-1会議室( 旧早稲田実業高校校舎)
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

講演者:  Dr. Hossam Mohamed Abd El Moeti

題目: 「オスマン朝時代のアレキサンドリア」

言語: アラビア語(通訳なし、解説・抄訳あり)

参加自由(事前申込不要)、無料

 

2012年10月 9日 (火)

日本オリエント学会第54回大会

11月24日(土)・25日(日)に東海大学で行われます。
近世イスラーム関係のセッションは以下の通りです。

第3部会 10:00-11:55
松尾有里子「近代オスマン帝国における女子高等教育」
秋葉淳「タンズィマート改革以前のオスマン朝イスタンブルにおける女子学校と女性教師」
小笠原弘幸「オスマン帝国タンズィマート期における歴史教科書と歴史教育」
岩本佳子「オスマン朝における「準軍人」――ルメリ・ユリュックと「征服者の息子たち」の分析を中心に」

第6部会 10:00-11:55
企画セッション1 「サファヴィー朝の200年:変化とダイナミズム」企画:近藤信彰
後藤裕加子 「サファヴィー朝の王権と都市――ヨーロッパ人旅行者のサファヴィー朝宮廷訪問」
山口昭彦「宮廷と辺境を媒介する:クルド系諸部族の統合とザンギャネ一族」
守川知子「シーア派政権サファヴィー朝と改宗問題――あるアルメニア人シーア派ムスリムの軌跡」
コメント・討論
(題目等をこれに変更の予定です)

ほかには

渡部良子「イル・ハン朝期イランにおける財政制度の再検討――財務帳簿の機能とその管理システムを中心に」
杉山正毅「ティムール朝期インシャー作品における書簡術の規定」

などがあります。

オスマン、サファヴィーセッションが時間的に重なっているのが残念ですが、仕方がありませんね。がんばって早起きしましょう。

(11/16追記)
新しいプログラムが大会特設サイトにアップされました。
http://www.hum.u-tokai.ac.jp/~orient54/orient54program_new.pdf

2012年10月 6日 (土)

国際シンポジウム「ヨーロッパ・地中海世界における諸宗教の相剋と融和」

International Symposium:
“Religious Conflict, Religious Concord in Europe and the Mediterranean World”

Dates and place:
Saturday, 20th and Sunday, 21st of October 2012, 09:00-18:30
The University of Tokyo (Komaba Campus), Bldg 18, Grand Hall
3-8-1 Komaba, Meguro-ku, 153-8902 Tokyo

Programme:
Saturday, 20th of October: “Catholics and Protestants in early modern Europe”.
08:40-09:00 Registration
09:00-09:20 Introduction by Katsumi Fukasawa (University of Tokyo)
09:20-10:20 Miriam Eliav-Feldon (Tel Aviv University)
  “Between Protestants and Catholics:
    the roots of religious toleration during the Reformation”.
  Commented by Taihei Yamamoto (Waseda University, Tokyo)
10:30-11:30 Benjamin J. Kaplan (University College London, UCL)
  “Religious encounters in the borderlands of early modern Europe:
    the case of Vaals, a village in Dutch Limburg”.
  Commented by Tomoji Odori (Musashi University, Tokyo)
11:40-12:40 Robert Matthew Armstrong (Trinity College Dublin)
  “Peace-making and the problems of religion:
    peace talks in Ireland and England during the civil wars of the 1640s”.
  Commented by Shunsuke Katsuta (University of Tokyo)
12:40-14:00 Lunch
14:00-15:00 Sugiko Nishikawa (University of Tokyo)
  “‘When in Rome…’:
    religious practice by Anglicans on the Continent in the 17th and early
    18th centuries”.
  Commented by Kei Nasu (International Christian University, Tokyo)
15:10-16:10 Graeme Murdock (Trinity College Dublin)
  “Do good fences make good neighbours? Living with heretics in early modern
    Savoy”.
  Commented by Tomoji Odori (Musashi University)
16:20-17:20 Masanori Sakano (Musashi University)
  “Port-Royalists as a catalyst for the inter-confessional dialogues in
    seventeenth-century France”.
  Commented by Katsumi Fukasawa (University of Tokyo)
17:30-18:30 Pierre-Yves Beaurepaire (Université de Nice Sophia-Antipolis/
  Institut Universitaire de France)
  “Can erudite friendship lower inter-confessional barriers and promote
    ecumenical dialogue? The case of the correspondence of cardinal Querini,
    Bishop of Brescia, with the pastors of the French reformed churches of
    Prussia in the 18th century”.
  Commented by Katsumi Fukasawa (University of Tokyo)
19:00-21:00 Dinner

Sunday, 21st of October: “Religious pluralism from the Mediterranean to Western Asia”
09:00-10:00 Makoto Kato (Japan Women’s University, Tokyo)
  “Jews in late medieval Navarre”.
  Commented by Shiro Miyatake (Tokyo Friends School)
10:10-11:10 Toshiyuki Chiba (Tokyo University of Foreign Studies)
  “Conversion in form of reductio. The church union at the Council of Ferrara-
    Florence (1438-39)”.
  Commented by Mamoru Fujisaki (University of Tokyo)
11:20-12:20 Asuka Tsuji (Waseda University)
  “Wearing the blue turban again:
    the re-conversion of the Christians in Mamluk Egypt”.
  Commented by Hidemitu Kuroki (Tokyo University of Foreign Studies)
12:20-13:30 Lunch
13:30-14:30 Yutaka Horii (Doshisha University, Kyoto)
  “Religious minorities and foreigners in Ottoman Cairo”.
  Commented by Shiro Miyatake (Tokyo Friends School)
14:40-15:40 Hiromi Saito (Shinshu University, Nagano)
  “Religious policy in early modern Venice”.
  Commented by (pending)
15:50-16:50 Inessa Magilina (Volgograd)
  “The religious commitment of Shāh ‘Abbās the Great, Safavid king of Persia,
    upon the evidence of European contemporaries”.
  Commented by Yutaka Miyano (Gifu Shotoku Gakuen Unversity)
17:00-18:00 Ray Jabre Mouawad (Lebanese American University)
  “Druzes and Christians in Mount-Lebanon: a rare case of religious symbiosis”.
  Commented by Hidemitu Kuroki (Tokyo University of Foreign Studies)
18:00-18:30 General discussion and conclusion

2012年10月 3日 (水)

「近世イスラーム国家と多元的社会」2012年度第2回研究会

今年度第2回の研究会を、以下の通り開催いたします。
皆様のご来場をお待ちしております。
共同研究員の皆様には、事務より手続きのためのメールが送られますので、よろしくお願い申し上げます。

 記
日時:2012年10月27日(土)14:00-18:00
場所:東京外国語大学本郷サテライト3階セミナー室
    真下裕之氏(AA研共同研究員,神戸大学)
        「17世紀初頭デカン地方のペルシア語史書 Tadhkirat al-Muluk について」
    小笠原弘幸氏(AA研共同研究員,政治経済研究所研究員)
        「近代オスマン帝国における歴史教育の実相-その近世性にもふれて-」
(参加自由・無料)

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