« プロジェクト「インド洋を越えるイスラーム、貿易、政治」 | トップページ | ボードリアン図書館1 »

2012年6月17日 (日)

新刊『ペルシアにおけるカルメル会の年代記』

H. Chick ed and trans.
A Chronicle of the Carmelites in Persia; The Safavids and the Papal Mission ot the 17th and 18th Centuries.
Introduction by Rudi Matthee
London and New York: I. B. Tauris. 2012. 2vols.

Carmelites2

1939年に出版された稀覯本の再刊です。Mattheeさんが解説を加えています。

第一部がカルメル会の文書に基づく16世紀から1780年までのイランの歴史です。豊富な文書の英訳・引用は資料集としての価値もあります。

第2部から第4までがカルメル会の活動についてで、特に第3部は1600-1775にイランにいたカルメル会関係者の伝記集となっています。
全部で1376pに及ぶ大作です。

ラテン語やイタリア語の文書や写本が英語のかたちで読めるのは非常にありがたいです。一方で、将来的にはこれらの史料に直接あたることの研究者も必要とされているのかもしれません。

高価なので、図書館に是非入れていただきたいものです。

« プロジェクト「インド洋を越えるイスラーム、貿易、政治」 | トップページ | ボードリアン図書館1 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新刊『ペルシアにおけるカルメル会の年代記』:

« プロジェクト「インド洋を越えるイスラーム、貿易、政治」 | トップページ | ボードリアン図書館1 »

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ