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2012年4月21日 (土)

博士論文「コスモポリタンな出会い:ムガル朝宮廷におけるサンスクリット語とペルシア語」

小倉さんに教えていただきました。

Audrey Angeline Truschke
"Cosmopolitan Encounters: Sanskrit and Persian at the Mughal Court"
Ph.D.Dissertation, Columbia University. 2012.

以下のページから無料で、ダウンロード可能です。
http://academiccommons.columbia.edu/item/ac:145903

簡単な目次は以下の通り
INTRODUCTION
1. SANSKRIT LITERATI AND LITERATURE AT THE MUGHAL COURT
2. JAIN ACCOUNTS OF THE MUGHAL COURT
3. IMPERIAL TRANSLATION: THE PERSIAN MAHĀBHĀRATA
4. INDO-PERSIAN RECEPTIONS: COURTLY TREATMENTS OF SANSKRIT KNOWLEDGE AND LITERATURE
CONCLUSION

サンスクリットの側から見るとムガル朝もずいぶん違って見えそうです。
個人的には、サンスクリットが17世紀半ば以降、「ヒンディー」などの俗語に取って代わられていき、力を失うという話が、おもしろかったです。しかし、いまのヒンディー語はもっと遅くに成立したものですから、この「ヒンディー」はなんなんでしょうね。

ついでに、サンスクリット語文献のペルシア語訳に関するプロジェクトを紹介しておきます。
Perso Indicaです。
http://www.perso-indica.net/

今年の5月30-31日にはパリで第一回の国際会議が開かれるそうです。
出版も計画されているとのことで、今後が楽しみです。

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