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2011年11月24日 (木)

オスマン文書セミナーのご案内

オスマン文書セミナーのご案内です。共同研究員の方には別途事務からご連絡いたします。

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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、昨年度より発足した基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」(代表 黒木英充)の事業の一環として、20111225日(日)と26日(月)に第4回オスマン文書セミナーを開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、ひろくイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただしオスマン・トルコ語の授業を行う場では決してありませんのでご注意ください。また、本セミナーはNIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点との共催となります。

 

 今年度の第4回では、昨年度までと少し趣向を変え、オスマン朝のカーディーが作成した文書と法廷記録簿を取り上げます。昨年までは中央の官僚機構が作成した文書・帳簿を取り上げておりましたが、今回は根強い要望に応え、あえて講師が普段はあまり利用していないカーディー関係の文書・帳簿に挑戦することにいたしました。

 今回もこれまでと同様、はじめに古文書学・アーカイブズ学的観点から講義形式で解説を行なった後、事前にお配りしたコピーを用いて具体的な実例を演習形式で読解していきます。今回も、単に文書のテキストを読むというだけではなく、できるだけ文書行政システムの手続きの中に正しく位置づけて理解することをめざしたいと思いますが、とりわけ法廷記録簿は地域と時代と法廷の違いによって実に多様であり、一般化は非常に難しいと思われます。したがって具体例を講読することに力を入れますが、従来の利用のされ方とは違った法廷記録簿の側面を示すことができたらと考えております。なお今回の講読で取り上げるのは、18世紀「上申文書」と「証書」、16~17世紀のアインターブの法廷記録簿の予定です。

 なおセミナーへの参加資格として、次の1.または2.のいずれかにあてはまることを条件といたします。

1.「現代トルコ語の読解力があり、かつアラビア文字に関する知識を有する」

2.「ペルシア語あるいはアラビア語の読解力があり、かつ現代トルコ語文法の知識を有する」

 

 参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで122()までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。なお参加費は無料です。

 また、東京近郊以外に在住の方には旅費の支出も検討しておりますが、予算の都合上、旅費支給を希望される方は、なるべく早くその旨お知らせください。

 

問合わせ・申込先:

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企画センター事務局

e-mail: fsc_officeaa.tufs.ac.jp (@は半角)

 

 プログラム等の詳細は以下の通りです。

 

基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」

4回オスマン文書セミナー

主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

共催:NIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点

期間:20111225()26()

 

会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

3階大会議室(303号室)

 (〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

http://www.tufs.ac.jp/access/

http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access

 

講師  高松洋一(AA研)

 清水保尚(日本大学文理学部非常勤講師)

プログラム

1225()

14:00-14:15 趣旨説明 講師紹介

14:20-16:00 解説「カーディーが授受する文書と法廷記録簿」(高松洋一)

16:20-18:00 講読 I 「カーディーの発行する上申文書(ilam)」(高松洋一)

 

1226()

10:30-12:10 講読 II 「証書(hüccet)」(高松洋一)

13:00-14:40 講読 III:「法廷記録簿の実例 I」(清水保尚)

15:00-16:40 講読 IV :「法廷記録簿の実例 II」(清水保尚)

17:00-18:00 総合討論

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