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2011年10月

2011年10月31日 (月)

第2回研究会発表要旨

10月9日、10日行われた第2回研究会の発表要旨が、発表者のご協力により、アップされました。
http://meis2.aacore.jp/?p=3029

2011年10月29日 (土)

ドイツ語の研究書2

ドイツ語研究書第2弾です。

Miriam Younes
Discussionen shiitischer Gelehrter über juristiche Grundlagen von Legalität in der frühen Safavidenzeit: Das Beispiel der Abhandlungen über das Freitagsebet.
Würzburg. Ergon. 2010. 140p.
(サファヴィー朝初期における適法性の法学上の根拠に関するシーア派学者の議論:金曜礼拝に関する論説の事例)
Diskussionen
フライブルク大学に提出した修士論文がもとのようです。
アラビア語文献をよく使っているところが長所でしょうか?
逆に、参考文献にNewmanの一番関係のある論文が入っていなかったり、Ja`fariyanのそのものずばりの資料集が参照されていなかったりもします。

2011年10月27日 (木)

「ヨーロッパ・地中海世界における諸宗教の相剋と融和」第二回国際ワークショップ

情報の把握に遅れました。
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「ヨーロッパ・地中海世界における諸宗教の相剋と融和」第二回国際ワークショップ
主催:2009-2012年度科学研究費補助金・基盤研究(A)
「ヨーロッパ・地中海世界における異宗教・異宗派間の相剋と融和をめぐる比較史研究」
開催日時=10月29日(土)09:00-18:40
開催場所=東京大学(本郷)東洋文化研究所3階大会議室
使用言語=英語・フランス語(日本語通訳が付きます)

16:50-18:20 黒木英充(東京外国語大学)
「西方教会にも正教会にもあらず
――オスマン帝国内外におけるギリシア・カトリック意識の確立」

詳細は
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/sokokuyuwa/

2011年10月26日 (水)

アメリカ歴史学会大会

American Historical Associationの大会が来年1月4日~8日にあるようなのですが、ムガル朝に関するセッションがあるようです。

The Mughal Empire: New Debates, Part 1: The Mughal Imperial Imaginary between Soldiers and Scribes

Sunday, January 8, 2012: 8:30 AM-10:30 AM
Belmont Room (Chicago Marriott Downtown)
Chair:
Lisa Trivedi, Hamilton College
Papers:
Mughal Lives in Frontier Sindh
Manan Ahmed, Institute of Islamic Studies, Freie Universität Berlin
 
Epistles from the Seat of Worldly Power: The Persian Letters of a Punjabi Brahman in the Mughal King's Court
Rajeev Kumar Kinra, Northwestern University

The Mughal Empire: New Debates, Part 2: The Performance of Sovereignty in the Mughal Empire: New Comparisons and Contexts

Sunday, January 8, 2012: 11:00 AM-1:00 PM
Belmont Room (Chicago Marriott Downtown)
Chair:
David Gilmartin, North Carolina State University

ちなみにオスマン朝は9件、サファヴィー朝は3件ヒット。
サファヴィー朝のはアルメニア印刷文化のセッションでした。
業界がそれぞれ違いますね。

2011年10月23日 (日)

ペルシア語オンライン辞書

ペルシア語の辞書も最近はオンラインになっているものがあります。
スマホがあれば、外出先でも引けるので、非常に便利です。

1. Loghat-name-'e dekhoda
イラン研究者なら誰でも知っている百科事典級の辞書。昔は、50巻で50万円しました。現行版でまだ14巻もあるこの辞書も、今やオンラインで無料で引けます。

http://loghatnaameh.org/

2. Farhang-e Mo'in
1990年代初めまではLoghatname同様持ち出し禁止でした。6巻本。現代語にはやや古め、古典にはやや新しめというところがありますが、有名な辞書です。

http://www.rismoon.com/moeenletterindex-fa.html

なぜか名乗らないけど中身はモイーンというのもあります。

http://www.jasjoo.com/books/wordbook/fa/

3. Haim, The New Persian English Dictionary
初版1834-36年。初学者に対する説明は、英語対訳辞書のなかで最も優れていると思います。もともと、2巻本、現在は大判の1巻本もあります。

http://dsal.uchicago.edu/dictionaries/hayyim/

4. Steingass. A Comprehensive Persian-English Dictionary
1892年初版。実は、もとの辞書があり、アラビア語の単語を減らして、ペルシア語の単語を増やしたということです。古典用の辞書としてよく用いられます。

http://dsal.uchicago.edu/dictionaries/steingass/

5. その他

http://www.aryanpour.com/

アーリヤンプールの辞書と思いきや、全然違って、あまり使えません。英語-ペルシア語があるのが、多少便利

これも同じ辞書

http://www.wdgco.com/dic/

 

これも似た辞書 英語-ペルシア語もあり。

http://www.farsidic.com/Far2Eng.aspx

 

SokhanやEmruziといった新しい辞書はさすがにオンライン化されていませんが、まずは辞書を揃えることが一仕事だった時代から見れば、夢のようですね。


 


2011年10月21日 (金)

中東☆イスラーム研究セミナー

宣伝で恐縮です。一応、スタッフに2名の近世イスラーム国家の専門家がいると
いうことで、ご応募お待ちしています。首都圏以外在住の方は、旅費がでます。

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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所は,全国の博士後期課程の大学 院生およびPDを対象に,平成23年度「中東☆イスラーム研究セミナー」を開催 いたします。本年の受講生募集を去る10月7日に締め切りましたが,定員に若干 の余裕があるため,下記のように追加募集いたします。 皆様の積極的なご応募 をお待ちしております。 記 1. 開催期間   平成23年12月19日(月)~22日(木)の4日間 2. プログラム  受講者がそれぞれ1時間程度の研究発表を行い,研究会形式で 関係教員および他の受講者から質問・コメントを受けることで,博士論文等の執 筆に資する。 3. 開催場所   東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中 市朝日町3-11-1) 4. 応募資格   イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域 研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など) を進めている 大学院博士後期課程の大学院生・PDまたはこれに相当する研究 歴を持つ者で,学術論文,特に博士論文の執筆計画を持つ者。 5. 募集人員  若干名。なお,募集人員内で大学院生,PD,その他の区分は 行わない。 6. 受講料   無料。なお,首都圏以外からの参加者には本学規定の範囲内で 旅費・宿泊費を支給する。 9. 応募締切   平成23年11月9日(水)(当日消印有効) *持参の場合は11月11日(金)15:00締切 応募書類の詳細については以下のサイトをご覧ください。 http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar 平成17年度からの受講生の感想も掲載されています

2011年10月19日 (水)

Rudi Matthee氏来日キャンセル

残念ながら、10月23日大阪での講演が予定されていたRudhi Mattheeさんの来日が、ご病気のため、キャンセルになりました。Krakowについて、連続のキャンセルとなります。
来年1月にも来日予定だという噂を聞いていますが、大丈夫でしょうか。

日本オリエント学会大会

学会シーズンですね。
11月19-20日、ノートルダム清心女子大学(岡山)開催の日本オリエント学会大会では、以下のような報告が予定されています。
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山口昭彦「サファヴィー朝の多民族統合と移住政策:クルド系諸部族の東部移住をめぐって」
松尾有里子「近代オスマン帝国における女子教育制度の導入」
宮武志郎「オスマン朝末期のユダヤ教徒:万国イスラエル連合を中心に」

2011年10月18日 (火)

ドイツ東洋学会

別のことを調べていて、昨年9月20日から24日に行われたドイツ東洋学会大会のプログラムに、サファヴィー朝セッションがあるのを発見しました。
http://www.dot2010.de/index.php?ID_seite=812&sprache=2

Iran under the Safavids: Relogion, Politics, Perceptions

Leading:  Roman Siebertz

Unit 1: Tuesday 09:00 - 10:30 Uhr, Room: 02B08, Wilhelm-Röpke Str. 6
Leading: Roman Siebertz

Seyedhossein Hosseiniseddiq
The Tarikh-i Haydari: a general history from the Safavid period [ Abstract ]

Dennis Halft
Christian-Muslim Controversies in 17th Century Safavid Isfahan. Missionaries in Conversation with Shiʿi Scholars [ Abstract ]

Emad Al-Din Sheykh al-Hokamaee
The discipline of Momtaz Nevisi and  its development in Iranian Documents, Manuscripts and Inscription  [ Abstract ]

Unit 2: Tuesday 11:00 - 12:30 Uhr, Room: 02B08, Wilhelm-Röpke Str. 6
Leading: Roman Siebertz

Tilmann  Trausch
Safavid Historiography between Esmail I. and Esmail II. [ Abstract ]

Roman Siebertz
Before the Storm? The Dutch Embassy to Isfahan 1717/18 [ Abstract ]

Nana Kharebava
Ein Martyrium am Safawidenhof: Die Geschichte der Königin Ketevan im Spiegel familiärer Selbstzeugnisse [ Abstract ]

2011年10月17日 (月)

日本トルコ交流協会 第8回講演会

某所でビラを入手したので。

そうそうたる講演者です。

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日本トルコ交流協会 第8回講演会

日時:2011年10月30日(日) 14:00より
会場:東京大学(本郷)法文2号館2番大教室
会費:会員無料/非会員1000円
プログラム
 鈴木董「ドルマバフチェ宮殿とその歴史」
 ヤマンラール水野美奈子「帝都イスタンブルとドルマバフチェ宮殿--新しい宮殿美術」
 川本智史「ドルマバフチェ宮殿建築案内」
 小柴はるみ「スルタンと音楽」
 永田雄三「宮廷と演劇」

2011年10月15日 (土)

「オスマン帝国史料の総合的研究」第13回研究会(10/23)のお知らせ

イスラーム地域研究の読書会のお知らせを転載します。
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イスラーム地域研究東洋文庫拠点では、「オスマン帝国史料の総合的研究」研究会を開催いたします。 この研究会では、末期オスマン帝国の歴史家・法律家アフメト・ジェヴデト・パシャによる 『覚書 (Tezakir)』の講読および翻訳作成を目的として、研究を進めていきます。 下記日程にて第13回研究会を行います。関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。 ※会場準備の都合上、あらかじめご一報いただけると幸いです。 また、参加予定者には予め下訳をメールにてお送りします。 日時:2011年10月23日(日) 13:30~17:30 会場:東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21) 会場アクセス:http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html ・『覚書』手稿本と刊本の照合・翻訳読み合せ: ジェヴデト・パシャ『覚書 (Tezakir)』第1巻、62~69頁 (担当:佐々木紳・山下真吾) 本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。 [連絡先] 秋葉 淳 千葉大学文学部・東洋文庫 e-mail: akibajun(a)yahoo.co.jp *(a)を@に変えてください。

2011年10月13日 (木)

ドイツ語の研究書

6月の研究会の際、ドイツ語の研究書がかなり落ちていることに気づきました。
今日は、後藤裕加子さんにいただいたご著書の紹介
Yukako Goto, Die südkaspichen Provinzen des Iran unter den Safaviden im 16. unt 17. Jahrhundert: Eine Analyse der sozialen und wirtschaftlichen Entwickelung. Berlin: Kraus Shwarz Verlag. 2011. Islamicundliche Untersuchungen Band 302
(16・17世紀におけるサファヴィー朝支配下のイランのカスピ海南岸地方:社会経済的現象の分析)
Yukako
このシリーズで日本のイスラーム研究者の著作が出版されるのは、故安藤史朗さん以来でしょうか。
ご恵贈いただき、ありがとうございました。

2011年10月11日 (火)

第2回研究会終了

「近世イスラーム国家と多元的社会」第2回の研究会が一昨日と昨日開催されました。
3連休にもかかわらず、25名もの参加者がありました。
力のこもった発表をいただき、非常に有益でした。

2011年10月 7日 (金)

第一回研究会報告

だいぶ遅れてしまいましたが、第一回の研究会(6月18日)の報告が掲載されました。
http://meis2.aacore.jp/?p=1988

2011年10月 5日 (水)

ペルシア語文献関係リンク

 最近は、イランでもペルシア語文献関係のサイトがいくつかできており、非常に便利です。
いくつか紹介します。

1. Agha Bozorg
http://www.aghabozorg.ir/
イラン出版の写本カタログをまとめたもの。
国内の主な機関のものは網羅されています。(ただし、最近出版されたものを除く)
検索もスムーズで便利です。

2. Lib.ir
http://www.lib.ir/Libview/
イラン国内の図書館の刊本のユニオン・カタログ。
所蔵場所がわかっても見に行けないことが多いですが。

3. Moshar.ir
http://www.ical.ir/moshar/search.html
有名なMosharのペルシア語刊本総目録の電子版。
石版本や革命前の刊本を調べるのに便利

4. khane-e ketab
http://www.ketab.ir/
新刊および過去15年くらいの刊本を検索するのに便利

5. Dharia`
http://www.islamicdoc.org/Multimedia/fbook/1002/index.htm
シーア派関係の文献目録として有名なAgha Bozorg Tehraniの著作を電子化したもの。
検索できないのが残念ですが、26巻本がネットで見られるのは助かります。

6. その他
もちろん、図書館や本屋のサイトも有益です。
http://www.adinebook.com/
アディーネ・ブックス。本は外国からは買えないけれど、本探しには役立ちます。

http://www.ical.ir/
議会図書館

http://www.nlai.ir/
メッリー図書館

http://searchlib.ut.ac.ir/search
テヘラン大学図書館

きりがないので、この辺で

2011年10月 4日 (火)

サファヴィー朝研究参考文献

先日の研究会で作成した史料(過去10年)および研究文献(単行本のみ2005-)のリストをアップしておきます。
すでに、訂正すべき点もたくさんあるのですが、とりあえずそのままあげます。
「2005.pdf」をダウンロード

2011年10月 2日 (日)

MESA年次大会2011

今年のMiddle East Studies Associationの大会は、Washington DCで行われます。
ためしにオンラインプログラムを覘いてみました。検索可能です。
http://mymesa.arizona.edu/meeting_program.php?program_bookyr=2011

Abstract titleで"Ottoman"を引いてみると78件
Abstract Contentで"Ottoman"を引いてみると152件

これに対して"Safavid"を引いてみると、titleで0件、contentで5件

絶望的な差です。まあ、イランは中東には入らないと考える人も多いし、何せ敵国だから仕方がないんでしょうか。

一つだけ気になった報告は
[P2651-12221] Learning Persian in the Ottoman Empire: Politics of Language and Mechanisms of Promotion by Murat Umut Inan
http://mymesa.arizona.edu/meeting_program_abs.php?pid=cd2cdb457ab57b6b85eab7450afb3111

オスマン朝文人にとってペルシア語やペルシア語文学を身につけることが、どのような意味を持ったかという話のようです。

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